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学生がお金を借りるにはどうすればいいの?カードローンは申し込める?

生活費や学費など学生が抱えるお金の悩みは様々ですが、学生がお金を借りるためにはどのような手段を役立てられるのでしょうか?

今回は代表的な手段として知られる学生ローンやカードローンのほか、奨学金制度を活用する際のメリットやデメリットを個別に解説します。

これらの特徴や注意点をあわせて確かめ、学生がお金を借りる上で事前に把握しておくべきそれぞれの違いを見極めてみましょう。

学生なら学生ローンがおすすめ!

学生でローンを検討しているのであれば、総じて学生向けの特徴を備える学生ローンの活用がおすすめです。

学生ローンには、消費者金融のカードローンと比べて、低金利でお金を借りられる傾向があります。

こうした傾向が見られるのは、学生ローンを提供する消費者金融がテレビCMなどの広告展開に尽力していないためと言われています。

広告費をさほど投じていないこともあって、一般的な知名度こそ低いものの、低金利での融資を実現しているのが学生ローンです。

お金に悩みやすい学生にとって、返済額をそもそも抑えられる学生ローンの活用は魅力的な選択肢に当てはまるでしょう。

もちろん学生ローンでは審査に要する時間が最短20分ほどになりますし、申し込みのタイミングによっては即日融資を見込めます

学生でも保証人が必要ない上に審査の必要書類を揃えやすく、借りたお金の返済を学生の間に済ませる必要もありません。

返済をしっかり続けられるのなら、親や友人に隠したまま利用していけることも学生ローンの大きな特徴です。

学生ローンとはなにか?

学生ローンは学生本人を対象に消費者金融がお金を貸し付けるローンで、銀行が学生の保護者を対象に行う融資は教育ローンと呼ばれます

あくまでも学生本人が対象になり、銀行や政府ではなく消費者金融が融資をするといった要因が学生ローンのポイントに数えられます。

ただし、これは日本国内における考え方に過ぎず、日本国外では銀行や政府も学生本人に融資を行っているケースが珍しくありません。

日本国外においては、学生本人を対象とする融資を全般的に学生ローンと称するケースもあるので注意してください

国内で学生ローンを提供する主な消費者金融は、基本的に大手とは異なる中小規模の消費者金融です。

学生ローンの対象とされるのは、高校を卒業した大学生や短大生のほか、専門学校に進学した学生や予備校生になっています。

一部の学生ローンでは利用可能な年齢を18歳以上と定めていますが、高校生は学生ローンでの借り入れを行えません。

一般的な学生ローンは安定した収入がある年齢20歳以上を条件にしつつ、総量規制を超える借入額は不可能としています。

学生ローンのメリット

学生ローンの代表的なメリットは、収入が限られる学生であっても融資をスピーディーに受けられることになります。

20歳以上の学生本人を学生ローンは対象にしているため、アルバイトを唯一の収入源にしていても審査で不利になる心配はありません

借り入れるお金が少額なら即日の融資を期待できますし、即日が無理でもほとんどの場合において翌日には融資を望めます。

また、上限金利の設定が比較的に低いことや、学生向けにプライバシーを配慮していることも学生ローンのメリットに該当します。

利用回数や条件にあわせて適用される金利が低くなる学生ローンのほか、自宅やアルバイト先に電話を行わない学生ローンなどもあります。

学生ローンを提供する消費者金融に応じて強みが違ったりしますから、申し込み前に学生ローンの見極めは欠かさず行いましょう。

このほか、学生ローンのメリットとして、どのような目的でも活用できることや、20歳以上なら親の同意を必要としないことがあげられます。

学生ローンで借りたお金の使い道は消費者金融から限定されず、学生ローンに申し込む際には両親の同意を基本的に求められません

お金を借りる学生本人の意思で、借り入れから返済まで全て済ませられるのが学生ローンになっています。

学生ローンのデメリット

学生ローンにはメリットが多い一方で、デメリットも多岐にわたるので注意しなければいけません。

まず、学生を対象にした学生ローンとはいえ、学生ローンで借りたお金はもちろん借金として扱われます。

学生ローンの借金は返済が必須であって、返済期日までに返済を行えないと遅延損害金が発生してしまいます。

延滞をしていると実家に督促状も届き、学生ローンの利用が両親にバレる結果につながりかねません。

さらに返済の滞納を続けていると信用情報機関に事故情報が登録され、ローンを組めなくなる上にクレジットカードが使用不可能になります

登録された事故情報は時間経過以外に抹消方法が存在せず、事故情報が消えても即座に個人の信用は回復しません。

事故情報が登録されると不便な思いをしますので、学生ローンで借りたお金が少額であっても、完済まで問題なく返済を続けることが大切です。

加えて、学生ローンでは総量規制の影響を受けることや、利用限度額そのものが少ないデメリットが見られます。

アルバイトに費やせる時間が限られる学生にとっては、年収の3分の1を超える借り入れを制限する総量規制は大きな影響をもたらします。

学生ローンの利用限度額が低いことも関わりますが、学生ローンで借りられるお金が想定以上に少なくなるケースは十分にあり得るでしょう。

もうひとつ、借り入れの申し込みや返済の手続きに手間を要するのも、学生ローンの気になるデメリットです。

学生ローンの借り入れを受けられるのは土日祝日を除く平日の限られた時間であり、学生ローンの追加申し込みには再審査を要します。

カードローンの返済では提携ATMや自動引き落としを利用できますが、学生ローンなら銀行からの振込や店舗窓口での手続きなどが必須になります。

銀行や店舗の営業時間を過ぎると当日中の返済が難しくなるため、学生ローンの返済時にはくれぐれも気をつけてください。

学生ローンの審査の条件は?

学生ローンでお金を借りる条件のひとつは、学生証の提示と本人確認書類の提出になっています。

卒業後も引き続き学生ローンは利用可能ですが、申し込み時には学生証の提示を行い、学生であることを証明しなくてはいけません。

本人確認書類は運転免許証の活用が望ましいものの、これを持たないときにはパスポートや健康保険証を代わりに役立てられます。

学生ローンの審査を通るためには、安定した収入のほか、他社からの借り入れの有無もあわせて示す必要があります

アルバイトなどで定期収入を得ていないのであれば、十分な貯金を持っていたとしても学生ローンの審査には通りません。

学生ローンは総量規制に従った融資をしているため、他社からの借り入れが多い際にも同じく審査に落ちやすくなるでしょう。

また、信用情報機関に事故情報が登録されているのなら、それだけで学生ローンの審査は通過を見込めません。

学生ローンでは重視されていないケースも少なくありませんが、審査の最終段階で在籍確認の手続きが実行されたりもします。

在籍確認をしている学生ローンではアルバイト先への電話連絡が行われ、申込者本人もしくは同僚が在籍を証明できないと審査に落ちます。

学生ローンの在籍確認で消費者金融は会社名を名乗りませんが、アルバイト先に電話をかけてくること自体が不自然に思われるかもしれません。

審査の条件を申し込む前に細かく確かめ、自分自身で対処できるかどうかを考慮しておきましょう。

学生が借りられるお金の限度は?

学生ローンで借りられるお金の最大限度額を比較してみると、ほぼ一律で50万円に設定されています。

50万円の融資を金額としてどのように評するのかは人それぞれですが、学生ローンの融資では総量規制が適用されます。

学生ローンで50万円の融資を受けるためには、学生ながら年間150万円をアルバイトで稼いでいなくてはいけません。

これは毎月12.5万円の収入を意味するため、学生が最大限度額の融資を受けるには本気でアルバイトに取り組む必要があるでしょう。

なお、消費者金融のカードローンでは、利用限度額をおよそ500万円から800万円と定めています。

アルバイトの稼ぎを増やしていけば、カードローンで学生ローン以上の金額を借りられそうですが、実際にはそのようなことはありません。

学生がこうしたカードローンに申し込みをしても、10万円から20万円程度が融資の限界になります。

少しでも高い融資を学生が受けたい場合には、学生ローンへの申し込みが主要な選択肢としてあげられます。

学生でも20歳以上ならカードローンに申し込める

大学生や短大生などの学生でも、20歳以上になると消費者金融や銀行が提供するカードローンに申し込めます。

学生がこれらのカードローンに申し込む際の条件は、原則として20歳以上で安定した収入があることになっています。

大手の消費者金融や銀行では全国的に支店と契約機を備えますし、申し込みのタイミングによっては即日融資も期待可能です。

学生がカードローンを用いるメリットは多いものの、銀行カードローンへの申し込み時には審査が相応に厳しくなるので注意してください。

銀行カードローンは低金利でお金を借りられる一方で、アルバイトの収入以外に勤続年数やこれまでのアルバイト歴などもチェックされます。

中には安定した収入があっても、アルバイトの収入では申し込み不可としている銀行カードローンもあります

さらに銀行カードローンへの申し込み時においては、規制強化の結果として保証会社の審査も同時に行われます。

20歳以上の学生が早急に少額のお金を借りたいときには、銀行カードローンよりも消費者金融大手のカードローンが向いているでしょう。

学生ローンとカードローンの違いはなに?

消費者金融の提供する学生ローンと消費者金融大手のカードローンは、どちらも貸金業法の規制を受けています。

総量規制の遵守そのものは変わりませんが、学生ローンではあくまでも学生であることを申し込みの条件にしています。

利用限度額の違いは明らかで、学生ローンは一律50万円程度なことに対して、消費者金融のカードローンは高ければ800万円ほどになります。

また、学生ローンに限ると、学費の請求書を提示した上で資金使途を学費にした申し込みによって、金利が優遇されるケースがあり得ます。

学生ローンには在籍確認なしでお金を借りられるところも見られますが、消費者金融のカードローンは在籍確認を避けられません

加えて、学生ローンでは在学中に利息のみを返済し、卒業後に元金の返済を始める自由返済といった返済方法を利用できます。

学生ローンと大手のカードローンでは知名度に圧倒的な差があり、借り入れや返済に要する手間もこれらは大きく異なります。

手軽に借り入れや返済をしたい場合にはカードローンが適していて、学生のうちに手堅くお金を借りたいのなら学生ローンが重宝します。

大手のカードローンは社会人になってからも活用しやすいので、利便性を優先したい学生には消費者金融のカードローンがあっているかもしれません。

利用できる条件は20歳以上でアルバイトをしていること

消費者金融のカードローンを利用できる条件は、20歳以上で安定した収入があることです。

学生に対して審査は甘くならず、安定した収入を継続的に受けているかどうかが重要なポイントに数えられます。

どれだけアルバイトの収入が多くても、一時的な収入に該当する短期アルバイトの積み重ねでは安定した収入とは認められません。

親の仕送りは学生の継続的な収入にカウントされませんし、アルバイトの収入にギャンブル性がある際にも審査では不利になります。

カードローンの初回契約では年収の1割程度が利用限度額になりやすく、返済実績が無い学生においては借りられるお金が実質的に限られています

アルバイトの年間収入が少ないのであれば、総量規制でカードローンの利用限度額は低くなってしまうでしょう。

ATMで簡単に借りられる!

消費者金融大手のカードローンでローンカードの発行を受けると、消費者金融ATMと提携ATMで簡単にお金を借りられます。

自動契約機には消費者金融ATMが併設されやすく、自動契約機でカードを発行すれば、そのまま借り入れができる仕様になっています。

消費者金融のカードを保有しているのなら、提携している銀行ATMやコンビニATMであっても同様に借り入れを実行可能です。

ATMの営業時間は各消費者金融や設置場所によって異なりますが、メンテナンス時間を除き、一般的にコンビニATMは24時間利用できます

消費者金融ATMや提携ATMでは借り入れだけでなく返済も行えますので、カードローンは学生ローンよりも快適に使っていけるでしょう。

なお、提携ATMの利用時には利用手数料が発生するため、手数料の負担を避けるには消費者金融ATMの活用が推奨されています。

審査から融資までの時間が早い

消費者金融大手のカードローンでは、培ったノウハウを審査と融資のスピードに役立てています。

審査時間はほぼ一律で最短30分程度に短縮され、借り入れ方法を厳選すれば、即日融資にも対応しています。

ただし、学生に対する審査は慎重に行われる傾向があり、必ずしも短時間でカードローンの審査は完了するとは限りません。

カードローンの審査が最短30分で実践されていても、学生なら審査を短くても1時間程度と見据えておく必要があるでしょう。

銀行カードローンで即日融資可能と表示している場合はよく見られますが、こちらも審査に3日から4日程度かかるケースは珍しくありません。

消費者金融のカードローンは審査から融資までの時間が早いものの、誰であってもスムーズに手続きが進むわけでは無いので要注意です。

親にバレることなく利用できる!

消費者金融のカードローンを申し込むときには、様々な申し込み方法の中から自分に適した方法を自由に選択できます。

電話や郵送での申し込みを用いる際には、消費者金融からの郵送物が自宅に届くため、親バレのリスクが発生しかねません。

親バレを防ぎながら消費者金融のカードローンでお金を借りたい場合には、インターネットでの申し込みを利用しましょう。

ローンカードの受け取りは店頭窓口もしくは無人契約機で行い、利用明細書もウェブ確認へと切り替えることが大切です。

申し込み時に登録する電話番号は、固定電話と携帯電話のどちらでも構いませんから、携帯番号にしておいてください。

返済が遅れると電話連絡や督促状の郵送があり得ますので、親バレをしたくない場合には返済に努めることも欠かせない条件に含まれます

学生なら奨学金制度を活用しよう!

大学進学に要するお金は高額なため、学費の負担を考慮した様々な奨学金制度が用意されています

このような奨学金制度を上手く活用すれば、学生は保護者に多大な負担を掛けずとも希望の大学に進学することが可能です。

日本学生支援機構の調査によると、大学生のおよそ50%が何らかの奨学金制度を利用しているといった調査結果が出ています。

大学進学にあわせて奨学金制度に申し込むことは珍しくなく、中には進学先が決まっていなくても申し込みできる予約型奨学金も存在します。

奨学金制度はそれぞれ受給条件や支援金額が異なりますので、自分にあった奨学金制度を見つけられるかどうかが大切なポイントになるでしょう。

奨学金制度とは?

家庭の事情や経済的な理由によって進学できない学生を対象として、進学に必要な学費の支援を行っているのが奨学金制度です。

奨学金制度は国や地方自治体のほか、大学や民間団体でも実践され、給付方法は学費を受け取る給付と学費を借りる貸与の2種類があります。

給付型では返済の義務が生じませんが、貸与型は返済が欠かせないことに加え、無利子と低利子のいずれかに該当します。

学費の支援を奨学金制度で受けるためには、個別に提示されている受給条件を満たした上で申し込みを行い、審査もクリアしなくてはいけません。

奨学金制度の審査では面接が実施されるケースも含まれますし、高校在学中の申請を必須条件とする奨学金制度も見られるので注意しましょう。

奨学金制度でお金を借りるメリット

奨学金制度でお金を借りる代表的なメリットは、経済的に余裕が無い学生であっても学業に専念できることです。

活用を前提にした進学も十分に検討可能であって、奨学金制度は学生の進学を支える役割を果たしています。

また、消費者金融などの借り入れと比較するのなら、奨学金制度の支援は世間体の悪さにつながらないメリットも備えています。

奨学金制度に申し込む学生は数多く、奨学金制度を使っていても就職そのものに悪影響が出る恐れはありません。

さらに貸与型の奨学金は教育ローンよりも低金利な特長を持ち、基本的に奨学金の返済は卒業してから始められます。

奨学金における在学中の利子も免除されるため、奨学金制度には返済を焦ることなく奨学金を受け取れるメリットもあるでしょう。

奨学金制度でお金を借りるデメリット

奨学金制度でお金を借りる際の主要なデメリットは、奨学金制度の給付方法に応じて卒業後に大きな借金が残ることです。

貸与型の奨学金で受け取ったお金の返済は最長で20年ほど続きますし、気軽に転職を行えないデメリットも発生してしまいます。

奨学金制度には成績優秀者を対象にしたものもありますが、こうした奨学金では支援が途中で打ち切られる可能性も心配されます。

進学後に奨学金の支援が打ち切られると、学費を補うために時間を費やすことで学業への専念が難しくなりかねません。

もちろん奨学金制度の審査に通ることは簡単ではなく、奨学金の資金使途が学費に限られることもデメリットに数えられます

なお、貸与型の奨学金は借金ですから、返済の滞納や延滞をすると信用情報機関に事故情報が登録される結果になるので気をつけましょう。

すぐに借りることはできない

奨学金制度は申し込み時期があらかじめ決まっていて、審査に通っても奨学金の貸与は進学後にならないと開始されません。

進学前に要する入学金や前期授業料の支払いに対して、奨学金の貸与はそもそも間に合わないので注意してください。

入学前後にかかる費用においては、奨学金に頼るよりも教育ローンでカバーする方法が一般的に推奨されています。

加えて、ほとんどの奨学金は毎月振り込まれる形で貸与されるため、学生がまとまったお金を必要としていても一括融資は受けられません

奨学金制度の支援は学費を全額まかなうほどにはならないので、学費の負担が気になるときには教育ローンとの併用も検討してみましょう。

親の許可が必要

未成年者が奨学金などの貸与契約を行うためには、親権者や未成年後見人といった法定代理人の同意が必要とされています。

もしも家庭の特殊事情で法定代理人の同意を得ることが困難な場合には、独自の申請要件を満たす形で貸与契約を望める場合もあります。

奨学金制度を申請する学生が未成年ではなく、既に成人しているときには、法定代理人の代わりに機関保証制度を活用することも可能です。

成人が行う機関保証制度の申し込みでは親権者または後見人の自署・押印を必要としないものの、本人以外の連絡先は指定しなくてはいけません。

まとめ

学生本人を対象に消費者金融がお金を貸し付ける学生ローンは、審査時間の短さや上限金利の低さを主なメリットとする学生向けのローンです。

学生ローンで借りたお金の資金使途は限定されず、学生が20歳以上なら申し込み時に両親の同意を求められることもありません

利用限度額は一律50万円ほどに過ぎませんが、学生本人の意思で借り入れから返済まで済ませていけるのが学生ローンになっています。

これに対して消費者金融大手のカードローンは、借り入れや返済に提携ATMなどを使えますし、総じて利便性が高いお金の借り入れ方法です。

消費者金融大手のカードローンは即日融資を期待しやすいメリットを備えますが、金利の負担は学生ローンよりも大きいので注意してください

学生ローンや消費者金融のカードローンとは異なり、貸与以外の給付方法に対応しながらも、資金使途を学費に限定しているのが奨学金制度です。

奨学金制度は経済的に困窮する学生を支援する制度ですから、学費に悩まず進学先で学業に専念したい場合には奨学金制度の活用が適しているでしょう。